2020年4月16日 発信

マンションのコロナウィルス対策 

私は北海道のマンション連合会の副会長兼旭川支部の支部長をしています。
今日(4月15日)は道管連の三役会を札幌駅北口近くの市の施設で行う予定でしたが、4月12日の再度の「北海道・札幌市緊急共同宣言」を受けて、その施設が休館となり、急遽中止となりました。  
旭川市のマンションで、コロナウィルスの陽性となった70代の男性が、一度陰性となり、自宅で療養していたところ、再度陽性となりました。  
この方は、2月22日旭川市で最初の陽性者となり、自ら名前を公表し、入院治療していましたが3月11日に退院しました。3月18日から咳の症状が続き、市内の病院で肺炎と診断され再検査したところ、3月27日に再度陽性となり、同日入院されました。再度陽性となったのは、この時点で、全国では4例目とのことでした。  
世界的には、中国で2月13日に認定基準を変えたため突出した陽性者が出ましたが、中国の陽性者発生のピークは2月5日でした。中国での死者のピークは2月13日~24日でした。    
日本全体では、旭川市初の陽性者が出た2月22日前は、まだ一日10人前後の陽性者発生で、日本はまだ大丈夫だとの雰囲気でした。しかし、次第に北海道での陽性者が増え、2月26日北海道全学校休校宣言、28日に北海道で緊急事態宣言が出されました。(全国は3月2日から臨時休校)  
私は、そのマンションの理事長から、再陽性となったので保健所に消毒のお願いをしたところ、できないと言われたがどうしたらよいかとの相談を受けました。 早速、3月30日に消毒をお願いする文書を持って保健所と対応しました。共同住宅では、不特定多数の人が触れるセキュリティのテンキーやエレベーターの階数ボタンがあり、集団感染(クラスター)が発生する怖れがあることを話しました。しかし、私有財産であるマンションについては、共用部分であっても保健所として消毒はできないとのことでした。  そこで、陽性者が発生したマンションに対し、自主的な消毒やマンション住民が注意すべきことを知らせる文書を配布してほしいと要望しました。4月13日に保健所が作成したチラシを、旭川市内の全マンション220棟に送付しました。
チラシの表題は「新型コロナウィルス感染症に対する施設共用部分の消毒について」というものです。
「ウィルスは自然に消滅する」「生存期間は現在のところ不明」としながら「SARSでは6~9日、MERSでは48時間」としています。
「手すりやノブなど物の消毒には、(例えば)キッチンハイターであれば、付属のキャップ1杯を水1Lで薄めて使用、30分程度経過後水拭き」で消毒できるとしています。
「消毒完了後は、新たな発生がない限りは消毒を継続する必要はありません。」
「濃厚接触者が利用した環境については、(一定程度の時間が経過し)症状がない場合は消毒を実施する必要はありません」
「噴霧などで広く環境を消毒する必要はありません。
消毒液の噴霧は、吸い込んでしまう危険性があるため、やめましょう」としています。
「手洗いしなければ残存ウィルスは約100万個、石けんやハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぐと数個」(に激減する)。と記しています。
不特定多数の人が使用するセキュリティのテンキーなどは、できれば毎日管理組合で消毒することが望ましいと思います。


 旭川保健所からのお知らせ 
新型コロナウイルス感染症に対する施設共用部分の消毒について
(全管連副会長・水島能裕)  
 

号外 福管連だより 《管理組合の新型コロナウィルス感染拡大防止対策》

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